研修旅行−淡路〜神戸方面−建築見て歩き 雨男としましては、何時もながらのお天道様への神頼みであったところ、なんと台風一過の上天気となり、酷暑ではありましたが建築見学には恵まれた旅行日和になりました。 今回は、淡路夢舞台や震災後の復旧が目覚しい神戸・淡路島を中心に、世界的に有名で関西地方に多く作品がある安藤忠雄先生等の建築物を観させて頂きました。 初日は関西国際空港の建設の折に、土砂が採取された場所で、ここに世界中の植物を集め建物と自然環境が一体なるように、建築が意図的に計画され、環境の修復をしている淡路花博の会場で、夢舞台ゾーンの一角にある国際会議場とホテルを見学。 会議場は安藤先生独特の重厚感が溢れ、自然と調和され落ち着いた建物でした。 又、この建物と隣接していて世界的に有名なウェステインホテル淡路は海に向かっている帆船を思わせるような美しくシンプルな建物でした。 先生の一連の作品とは違ったリゾート地のさわやかさ感が表現されているように思われました。
次の見学先、本福寺水御堂は楕円形の池の下に本堂があり、本堂へは池の中心部にある階段で地下に降りて行くユニークな構造になっていて、その本堂に入ると周囲は朱色に塗られ独特の雰囲気に包まれていた。
TOTOセミナーハウスでは大阪湾に面した高低差100Mの急傾斜に建っているとの事で8層の段状に積まれたどの部屋からも海が望むことができるようなっていた。
2日目は震災で焼失した聖堂の跡地に「紙の建築家」板茂氏(東京)が自ら資金調達やボランテイ アの指導をして建設された紙の教会(仮設)。 第二の建物づくり
既設建物はRC4階建て壁式構造、2戸並びの階段式型共同住宅。改修内容は1階をからだの不自由な方の宿泊訓練施設、2階を共同生活のできる居住づくりの施設でした。
今後の建物の耐用年数と施主の目的を考慮し、設計に取り組みました。
老朽化しこのまま解体を待つ建物であっただろう。そうした建物を必要とする人たちが居て、新たな生活空間ができ、建物の機能が生き返ることができた今回の事業は、現在のいろいろなニーズを含んでいるように思います。 計画平面図 ”川崎製鉄(株)亀崎荘について” 昭和初期の建築職人の高度な技術と誇りを感じさせる非常に優秀な往宅建築であります。 最近になってこの建物が理由はともかく取り壊されました。直前に川崎製鉄(株)の協カで何回か建物を見学することが出来ました。思えば時代の流れとはいえ、このような素晴らしい日本建築が消え行くのは大変残念なことです。 また付近の街並みへの影響カも大きく、本来の亀崎の持つしっとりとした街並が消えてゆくのも大変残念です。
我々建築士としての社会的使命と建築文化の発展に寄与する基本姿勢を考えるならば、このまま消えてゆくのを見ているだけでいいとは思われません。歴史的に残された建物一つ一つを見つめ直して街並保存も含めて一人一人が何が出来るのか考えで行きたいと思います。 リフォームヘルパー委託事業
要支援、要介護(1〜5)の受給者は5月末までに1.593人で、相談のありました住宅改善は、7月初旬までに8件で、手足の筋力が低下して歩行が困難な方ばかりで、敷居の段差で転倒の危険性があり、手摺も階段だけでなく廊下、浴室、便所にも今は必要でなくても将来取りつけられるような間取、幅、壁下地などを設計の時に考慮することを身に感じました。 ∞ 青年部会では ∞ 昨年は3回の青年部会ブロック大会に参加、その内l回を半田支部にて主催しました。 高北幸矢氏(半田市景観アドバイザー)による講演と「半田の街並み探訪」には県内の青年部員に多数参加していただけました。 支部対抗スポーツ大会においては、ソフトボール大会では借しくも3回戦で敗れてしまいましたが、ゴルフ大会で5位、ボーリング大会では準優勝、年間総合第5位(22支部中)と高記録を残すことが出来ました。 その他として昨年は、研修見学会(大阪方面)、家族会(マジックショウ見学)等の本会青年部会事業へ多数参加してきました。 また支部内においては、青年部単独の活動というものは決して多くありませんが、まちづくり委員会、会員委員会、親睦委員会等の各委員会活動には「なくてはならない青年部」として常に活躍しています。 とは言うものの、今後の青年部を考えると、もっと多くの若い工ネルギーを集めたいと思ってます。 現在、支部の青年部役員か私を含め14名、しかしながら、本来青年部員とは40才以下の建築士会会員全員全てであるわけで、この点においては、青年部長をはじめ、現青年部役員の怠慢であるかもしれませんが、何分にも大所帯である半田支部青年部会員全員に声を掛けるのは難しいというのが現状であります。 今後益々の青年部活性化の為に、我こそはという青年部会員の皆さん是非協力をお願いしたいと思います。青年剖の定例会議は、奇(偶)毎月、第?週?曜目にPM7:30〜行っています。 というと格好が良いわけですが、決して定例でなく、要は気まぐれ的に2月に1回ほど「みんなで楽しく」をモットーに集まっています。是非、一度覗きに来て下さい。 来れ、青年建築士よ。
パソコン利用術(1) 成田完二 しかし、「使いこなしている」といいきれる人が少ないのも事実です。せっかくあるパソコン、有効に使いたいものです。それにはまず、インターネットを始めましょう。やっていない人は半分捨てているようなものです。 最近のパソコンはモデムからインターネットを見るのに必要なソフト(ブラウザと言う)までついている場合がほとんどですから、あと必要なものはブロバイダーとの契約と電話コードだけです。 ブロバイダーはインターネットの入り口です。通常は電話回線でブロバイダーのコンピューターとつなぎ、そこからは専用ケーブルで世界につながっています。電話回線でつなぎますから近くにあった方が電話代が安く済みます。例えば0569局内なら半田にアクセスポイントがあるところが良いということです。東海市などの0562エリアならエリアプラスをNTTと契約して名古屋のブロバイダーという手もありますが、0569エリアはそれも出来ませんので半田で探すことになります。
ブロバイダーには大手の全国ネットと中小のブロバイダー同士のネットとあります。違いは大手のアクセスポイントには誰も居ないのに対し、中小のブロバイダーはアクセスポイントが事務所になっていますから、初心者などはわからないときに尋ねることが出来ます。それぞれのブロバイダーに特徴がありますから、自分のニーズに合わせて選びましょう。
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