女性と高齢のお客さんが増えた床屋さんと3世代住宅 | ||
設計室 ないとう 内藤 恵子 |
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外観 敷地の高低差があるため、車椅子のアプローチは住宅の玄関を利用。店舗への階段は、高齢者が歩きやすいように蹴上げ100mmに押えた。 |
両親の部屋 手前が寝室。家具のカウンターは手摺の高さにそろえてある。 |
LDK、和室(寝室)・1 年1・2回大勢が集まるときは、解放して広く使う。家族の生活時間が違うため、日常は台所のカウンターを利用する事も多い。 |
LDK、和室(寝室)・2 |
区画整理のため、20年来営業しているお店の向い側に移転する事になった。
街中の狭い敷地だが、高齢者を含む3世代が、明るい日を浴びながら生活したい…。 お店としては、これまで通り地域密着型の下町気質の人間関係を大切にしつつ、従来の“床屋さん”プラスアルファーの魅力を持ったものを目指した。 開店後1ヶ月を経過し、女性客が増え、これを機に本格的に始めた奥さんのお客さんが逆転したとか…。また、近所にできた老人マンションのお客さんも多いとか。 |
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玄関右側が店舗。左側が両親の部屋。お店をしながらチョッとした接客や
休憩ができるよう少し広いスペースをとった。 |